November 17, 2021
予約開始当日に購入していたMacBook Pro 14inchがついに手元に到着。
元々持っていたMacは2013年に購入したモデル。
一度、環境をきれいにするために移行はせずに新しい環境として初期設定を実施しました。 次回に設定をするときの参考資料として初期設定の方法を残しておきます。
初期設定は一部のシステム設定を優先的に行った後で、アプリケーションのインストール、その他のシステム設定の順番で実施します。
システム設定(最優先)
AppleID
- iCloudにサインインする。
- Touch IDを使って購入するを有効にする。
App Storeからアプリを落とすためなので、App Storeでサインインしてもよいのですが、 以下からサインインをしてTouch IDなどを利用できるように設定しておきます。
システム環境設定>Apple ID>メディアと購入
App Store
- 1Passwordの導入
- Xcodeの導入
App Storeから上記のアプリケーションをインストールします。
1Passwordをインストール後に起動させて、1Password.comのアカウントにログオン。諸々のパスワードが取得できるようにしておきます。 またXcodeのインストール完了後に起動させて、Rosetta2のインストールを実施しておきます。 M1対応のアプリケーションが出そろってきたらRosetta2のインストールは不要です。
Homebrewの導入
- Homebrewのインストール
- CASKのインストール先の変更
Homebrewでソフトウェアの管理をするためにインストールを実施します。
インストールと必要な環境設定は以下のコマンドをターミナルから実行して行います。 途中でXcodeのコマンドラインツールのインストールを求められるので、インストールしてしまいます。
またHomebrew Caskでインストールするソフトウェアは$HOME/Applications
に配置したいので、そのための環境変数も設定します。
環境変数の追加コマンドを実行したらターミナルを再起動します。
# homebrewのインストール
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
# 環境変数の追加とCASKでのソフトウェアインストール先の変更
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.zprofile
echo 'export HOMEBREW_CASK_OPTS="--appdir=$HOME/Applications"'>>~/.zprofile
Homebrewでのパッケージ導入
Homebrewを利用してソフトウェア等のインストールをしていきます。 ソフトウェアは基本的にはCASKを利用してインストールを実施しておくことで、環境を再構築しやすいのでおすすめです。
1PasswordをApp StoreからインストールしているのはパスワードをiCloudで同期をしていた。。。とか何かしら理由があった気がしますが、 1Passwordがサブスクリプションに移行したため、Homebrewでインストールしてもいいと思っています。
インストールするソフトウェア
ソフトウェア | 用途 | コマンド |
---|---|---|
Alfred | ランチャー | brew install –cask alfred |
Karabiner-Elements | キーボードカスタマイズ | brew install –cask karabiner-elements |
Adobe Creative Cloud | 画像編集・動画編集とか | brew install –cask adobe-creative-cloud |
Jetbrains Toolbox | 開発用IDE | brew install –cask jetbrains-toolbox |
Docker | 仮想環境構築 | brew install –cask dropbox |
Font-hackgen-nerd | フォント | brew tap homebrew/cask-fonts |
^ | ^ | brew install font-hackgen-nerd |
ATOK | 文字入力IME | brew install –cask atok |
ソフトウェアの設定
設定の中でもポイントになる部分だけを残しておきます。
1Password
- Show 1Passwordのみショートカットを設定する
Alfred
- Powerpackのライセンスを入力する
- Preferences>Advancedの「Set Preferences folder」を 設定して設定を同期
- Preferences>GeneralのショートカットはKarabiner-Elementsを使って呼び出すので適当に設定
- Preferences>Appearance>Options>How he looksでメニューバーアイコンを消す
Karabiner-Elements
- 設定ファイルをインポートする
- ~/.config/karabinerにkarabiner.jsonを配置
Adobe Creative Cloud
- Photoshop、Illustrator、Premiere Pro、Lightroom Classicのインストール
Jetbrains ToolBox
- IntelliJ IDEAのインストール
- 設定ファイルのインポート
- Preferences>PluginでSettings Repositoryを無効化
- File>Manage IDE Settings>Importでエクスポートしたファイルを選択
その他
- 基本的にインストールするだけでOK
システム設定
一般
- ダークモードを選択
Dockとメニューバー
Dock
- サイズは小さめで拡大を有効にしてある程度大きめに拡大
- 画面上の位置は右側に配置する
- 自動で隠す設定を有効にする
- 最近使ったアプリケーションは表示しない
- Dockから不要なアプリケーションを削除
Spotlight、Siri、Time Machine
- メニューバーに表示しない
Mission Control
- ショートカットとホットコーナーのショートカットを削除
言語と地域
- 英語を追加して最優先にする
通知
- あまり通知は出さないように個別に設定する
インターネットアカウント
- 停止中になっているアカウントを認証して利用できるようにする
ネットワーク
- ネットワーク名をお好みで設定する
サウンド
- 起動音を再生しないように設定する
- 通知音の音量を下げる
キーボード
- F1、F2などを標準のファンクションキーとして仕様する
- スペルチェック、文頭の自動大文字化、スペースバーを2度押しでピリオドの入力を無効化
- ショートカットの設定
- キーボード、入力ソース、スクリーンショット、アプリケーション以外は基本的にオフ
- 入力ソース>前の入力ソースを選択のショートカットをコマンド+Space変更
- コントロール間のフォーカス移動をキーボードで操作をオンにする
- -グロブキーの動作を「何もしない」に設定
トラックパッド
- タップでクリックの有効化
- Launchpadとデスクトップを表示のジェスチャーを無効化
ディスプレイ
- スペースを拡大して表示させる
Safariの設定
- AutoFill(自動入力)をオフにする
まとめ
M1 MacBook Proですが起動も動作もかなり改善されていて、久しぶりにMacを触っていて楽しいっ!!と思えるようになりました。。。。まぁ、価格は高いですがおすすめです。